犬や猫には、感染すると重篤な症状になり、しばしば死に至る怖い病気がいくつかあります。
命が助かったとしても、つらい症状や重い後遺症が残るものもあり注意が必要です。
こうした病気の多くは予防接種で防ぐことができます。予防接種はリスクが小さく、獣医師がしっかり体調をチェックして接種し、アフターケアを行います。病気に罹るリスクを考えると、定期的な予防は安全性が高く、健康な日々を保証してくれます。
「ウチのコは身体が小さいから」とご心配される飼い主さまもいらっしゃいますが、体重や体質、体調などをしっかり診て接種するので、ご安心ください。
また、室内で飼われている場合も、散歩、庭やベランダを経由して感染する場合があり、絶対に感染しないとは言いきれないのが現状です。小さくてかわいい、かけがえのない家族が病気で苦しむのはとてもつらいもの。予防接種で病気から守ってあげましょう。
予防接種に使う薬剤には有効期限があるので、その範囲に収まる1年ごとの接種をお勧めしています。