ワンちゃんやネコちゃんも人間と同じように肝臓疾患、腎臓疾患、内分泌疾患、心臓疾患などにかかります。
ところが、言葉で調子の悪さを伝えることができないので、飼い主さまが様子の変化に気付いた時には、病気がかなり進行していることが多いのです。
飼い主さまが「どうして早く気付かなかったんだろう」と嘆かれる場面に何度も接してきて、健康診断の必要性を強く感じ、ペットドックを始めました。
どんな病気であっても、早期に発見して治療することで、症状を軽くしたり、進行を遅らせたり、苦痛を減らすことができます。処方用フードに変えるだけで、症状を出さずに寿命をまっとうさせることができる場合もあるのです。
ペットドックでは、そのコの年齢や種類などに合わせて、複数の検査を同時進行で行います。そのため負担が少なく、多くの病気の早期発見につながります。
病気が発見されなかった場合も、健康な時のデータが残りますので、今後、様子に変化が見られた時に、正確に早く診断することができます。また、結果によって病気を予防するフードやケア方法などのアドバイスも行います。
毎年受けることで、検査や診断の精度は高まります。予防接種などの時期に、ペットドックを受けられることをお勧めします。